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【DATE】2019.02.04
【WRITE】しょうくん
平成23年3月に発生した東日本大震災により福島県の旧水産種苗研究所・栽培漁業施設が被災し、翌年5月にこの施設の復旧計画が検討され、設置場所の決定と東日本大震災復興交付金による復旧事業として採択されました。以後整備が進められ、このほど海水が通水され本格的に施設が稼働される運びとなり、福島県議会、復興庁、水産庁をはじめ工事関係者出席のもと盛大に完成記念式典が開催され、当社からは森川専務取締役が出席されました。
(整備計画の経過)
平成25年7月 基本設計業務を委託
平成26年9月 建設工事実施設計業務を委託
平成28年1月 敷地造成工事着工
平成28年7月 建築工事着工
平成30年3月 研究施設建設工事完了
平成31年2月 水産資源研究所全体供用開始
(工事概要)
工事名 水産種苗研究・生産施設復旧工事
発注者 福島県知事
建設地 相馬紙光陽地内、相馬郡新地町駒ヶ嶺地内
敷地面積 32,318㎡
延床面積 8,098㎡
建築面積 7,086㎡
工事費 91億9千万円
整備期間 平成25年度~平成30年度
施設としては、主に研究施設と生産施設となっていますが、当社はこの施設の中心となる管理棟の建設工事を請け負いました。
施設内には、ハコフグ帽子でおなじみの、さかなクンの絵が展示されていました。素晴らしいですね。
タイトル:「常磐もの」
現在は、東京海洋大学名誉博士を持ちながら、東京海洋大学客員准教授として教壇に立たれているそうです。